縄文の貴公子〔Ⅱ〕

〔Ⅰ〕の続き:

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人面把手付土器…例えばこんな具合です。これはせいぜい40cm位の小さなもの。
‘把手’の形、耳の具合や顔が良く似ていますね。神奈川県立歴史博物館にて撮影。

公田から出たものは頭の中が空洞で首の下が丸くなっているため、この写真の土
器のようには取付られない。土器の縁に丸みを付けて取り付けたのでしょう。しか
しほんとにこんなに大きなものが縁に取り付けられていたのか??…となると
本体の土器は高さが1m近い大きなものになる。本体の土器は出土していない。
果たしてほんとうに‘人面把手(とって)’なのか少し疑問が湧く。正直なところ。

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目の下、鼻の横の模様は刺青ではないかと考えられます。またはお祭りの時に顔に彩色を施したものかも
しれません。いずれにしてもこのような風習があったのでしょう。これからするとやはり男児なのか?

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作陶の記録、長々と恐縮でした。

次回:2/22 栄美展風景
次々回:男の料理教室
[ 2018/02/21 08:50 ] 陶芸 | TB(-) | CM(-)

縄文の貴公子〔Ⅰ〕

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左は公田団地のバス停から少し下ったところ。左へ折れ真っ直ぐ進むと真中の写真の階段に出る。

突き当りが畑。右端の写真が出土した場所(畑)。今は野菜が一杯ですが当時は植物はほとんど無かったです。

横浜市栄区公田町、ジョウロ塚遺跡から出土。人面把手(じんめんとって)と言われています。把手とは
大きな壺の口の周辺についているものを言います。もしそうなら壺の大きさは高さだけでも1mを超す大
きなものでしょう。しかし確証はなく、土偶の頭かもしれません。いずれにしても4000年前に作られた

ものできわめて芸術性の高い作品です。古代人の感性に脱帽。…ということでそっくりさん造りに挑戦し
てみました。敢えて素焼(800度)のままとし本焼(1200度)はしません。1200度になると土の中の酸素が
還元されてもっと焦げ茶色になってしまうからです。古代の炉は野焼で1200度までは行かないこともあ

ります。幅:約20cm、高さ:18cm、奥行:15cmあります。2回ほど現地を訪問し、発見した状況を
おばあさんから聞かせてもらいました。しかし不思議なことに、人面把手なら土台になる筈の壺
が一緒に出る筈なんですがね。どうしたんでしょう?きちんとした出土の記録がとられていない
のが残念です。本物は神奈川県立歴史博物館に展示されています。制作:延12時間。

人面把手-1

(これは本物)

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(そっくりさん/ 別名:‘縄文のさぶちゃん’。時代色を出すため少し土で汚してあります)
(本物の方が、ややつり目、こちらの方が何となく可愛い~と思いませんか?)

2/19 日記:明日はリリスへの搬入日。‘さぶちゃん’も出しますので暇があったら見に来て下さい。

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(だけどほんとに男の子?髪をアップにして束ねている)

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続く:

次回:栄美展風景
次々回:男の料理教室


[ 2018/02/19 07:30 ] 陶芸 | TB(-) | CM(-)

縄文火焔土器

以前に掲載したものですが改めて細部をご紹介します。(2018/2/20~栄美展に出品)
(縄文土器は縄目のあるものが一般的ですがそうでないものも存在します)

焼成前の段階ですが一応完成。延工数約45時間(土台15H、飾り30H)。これから1ケ月ほど自然乾燥させた後、
まず7~800度で仮焼きし、更に1200度位で本焼きします。ギザギザの炎のイメージ、どうでしょう?本物には
こんなにゴテゴテしたものはありません。創作です。(高さ40cm、上部直径37cm)

→その後気に入らないところを少し修正。
→焼成後は水分がなくなるので寸法が約1割縮みます。下の方がやや色が濃くなっているのは水分は下へ下
へと落ちているからです。(本焼前の記録写真を残すため沢山撮りました)、(土は赤7号)

221516縄文土器

(左:上部/魅力的な巨乳シンボル、下部/歌いながら楽しそうに踊る縄文時代のバレリーナ、切り立つ峰/混声
   組曲‘水のいのち’からのイメージ)
(右:上部左/長い尻尾を持った硬い甲羅に覆われた古代一角獣。下部/逃げる鹿、喰われてはたまらぬ。あこや
   貝ならぬ巻貝アンモナイト)

221516縄文土器

(左:上部の右/‘あ~あ~川の流れのように~ゆるやかに~時代は過ぎて、~あ~あ~川の流れのように~♪’)
(右:上部の右/魚人間、一寸わかりにくいかな?上が顔・頭(左側面)、下が脚。下部:‘クラゲは海の月、
   ヒトデは海の星…♪’/以前鎌倉芸術館で歌った混声合唱組曲‘水のいのちから’のイメージ)

221516縄文土器

(下部:古代のお花)
(上部:飾りはもう少し丸くカーブを持たせれば良かった!乾いてしまってからは変えられず残念!
 また飾り同志を部分的に連結すればデザイン的にも、強度的にもよかったな~と思います/反省)

221523縄文土器
(左):古代鮫、ジョーズ?。
(右):上部右、魚人間、こちらの方がよくわかるでしょう?(上の方を一部連結すれば良かった~)
 …これで終了。

次回:2/19 縄文の貴公子
[ 2018/02/16 07:30 ] 陶芸 | TB(-) | CM(-)

最近の陶芸作品

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左右の色が薄かった。もう少し塗ればよかった。しかしそれは結果論。(真ん中は少し前に作ったもの)

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素敵な作品ができましたね。売り物になりそう!!」 / Yさん。
 …ありがとうございます。売れるかどうかは値段次第ですね。陶芸展に1品だけ出す予定です。2/28~3/4 リリス。

次回:人形町七福神巡り
[ 2018/02/05 07:30 ] 陶芸 | TB(-) | CM(-)