老人漂流社会

9/28、21時 NHK 1ch。‘老後破産の現実’。ご覧になった方も多いと思います。なんという悲惨な老後であり
ましょう!「先のことは余り考えなかった」、「ギャンブルや遊蕩にのめり込んだ」…など原因は様々でしょう。
だからと云って、「自己責任」だ!「自業自得だ」それであっさりかたずけられることでしょうか?憲法には
「文化的で一定限度の生活は保障する」と書かれており、これはどんな人にも適用される理念の筈。以下
に報道されたある一人の老人の内容を記してみます。


1.83歳。男性。一人暮らし。結婚はしなかったので家族はいない。自営業を営んできたが赤字続きで破産
  。現在借家のアパートに家賃6万円で暮らしている。もっと安いところへ引っ越ししたくても引っ越し費用がない。

2.年金は月10万足らず。家賃を引くと残り4万円。これで食べている。貯金はなし。手元現金は袋に入れら
  れた手のひら一杯の1円玉だけ。

3.部屋の中は散らかり放題。電気はストップ。暑い夏、寒い冬は近くの公的施設の建物の中の椅子に座っ
  て1日を過ごす。閉館と共に帰宅。カギをかけていない薄いドアを開けると真っ暗な部屋が待っている。

4.ガスをつけ、鍋に買いだめしてあったソーメンを入れ、ゆでて、ガス明かりを頼りにかきこむ。おかずはな
  し。毎食同じメニュー。そろそろソーメンも底を尽きそう。どうしよう?~…と困惑。

5.あちこち具合の悪いところはあるがお金がないので病院には行けない。我慢している。

6.こんな辛い毎日、早く死にたいが、まだ死なない。自殺はできないし…。

7.ご本人の言葉。「自分がまさかこんなことになるとは~~!」 …ざっとこういう内容であった。

…これに引き換え、自分は何と恵まれているか!これで不平不満を言うとばちが当たる。感謝しなけれ
  ばならない。…かと言って、僕がどうこうできる問題ではないし。幸い、生活保護の生活水準月13万
  円との差額3万円が港区から支給されることになった。ほんとに良かった!!皆さん、どう思われま
  すか?日本はなんだかんだ言っても現実はこのような人達が一杯いるのです。やはり「自己責任」
 、「敗者切り捨て」は仕方ないですか?

…番組の最後にあったが、「制度間調整」すなわち、年金制度、医療制度、介護制度、この三つの
  間で融通し合わなければこういう問題は解決しない。縦割り行政ではうまく行かない。安倍政権
  がこういう問題に早く切り込んで一刻も早くこういう方々が、せめて人間らしい生活が送れるよう
  にして欲しいと願うばかりである。

  リンク先の36番目に‘gooヘルスケア’を入れました。具合が悪いところを調べる際、便利かも。
  僕もチョット気になっていることがあるが医者に行っても原因がわからない。ひょっとしたらこれ
  かな?…というのが見つかった。勿論生兵法は怪我のもとだが。

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[ 2014/10/08 07:30 ] エッセイ | TB(-) | CM(-)