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モーツアルトについて:

7/16 鎌倉芸術館での‘あすなろ混声’の発表会が近づいてきました。チケットお渡しした方、忘れずによろしくお願いします。
今日は発表会のメインの出し物‘モーツアルトレクイエム’のモーツアルト、特に不可解な死因について少し解説します。
(わたくしは湘南モーツアルト愛好会の会員です)

モーツアルトmozart02_e.jpg

モーツアルトの死因にはさまざまな説がありその数は155にのぼっています。定説は皆さんもご承知の
‘サリエリ毒殺説’。映画アマデウスで一躍有名になりましたがこれはどうも怪しいです。

・モーツアルトは1756/1に生まれ、1791/12/5、36歳で亡くなりました。
・人生の約1/3は宮廷楽長の地位を求めての家族との長い長い旅生活。回数は17回にも及びました。
・音楽に関しては天才の中の天才。没後220年たった今でも衰えない人気。しかし日常の彼は奇行、蛮
 行、下品(引用)、粗野、不倫、浮気(妻の姉
アロイジアとも)、買春、およそあのすばらしい曲を作る人間とはかけ離れたものでした。
その大きなギャップが魅力なのかもしれません。

小さい時から音楽一辺倒の英才教育を受け、天賦の才能と相まって突出した音楽家に成長した。しかし
反面、日常生活のことや、常識、自分を抑える理性など音楽以外のことについては大きく欠落していた。
いわば一つの傑出した才能だけ持ってそのまま大人になったような‘子供大人’。従って、聞くに堪え

ないような卑猥な冗談を言って人を笑わせその場を楽しませるエンターテイナー、決して本人には悪び
れた気持ちはない。そのような天衣無縫な人物であったようだ。ひとたび依頼があって作曲にかかれば
寝食を忘れて没頭し常人ではまねのできない短期間ですごい音楽を創ってしまう。はやり天才。

・また彼は梅毒にかかっており、あばた顔で肖像の絵のような‘イケメン’ではなかったようだ。

死の1年前、パトロン的存在であった皇帝ヨーゼフ崩御の年には膨大な借金問題が深刻化。翌年亡く
 なる年は超多忙。多くの舞踏曲、ピアノ協奏曲27番、弦楽五重奏曲、アヴェ・ヴェルム・コルプス
二つのオペラ「皇帝テイトの慈悲」、魔笛、クラリネット協奏曲、そして最後のレクイエムなどを作曲。


アヴェ・ヴェルム・コルプス
 

最後のピアノ協奏曲第27番

   
弦楽五重奏曲      

秋口から急速に健康が衰え12月5日に亡くなった。余りに早い死に多くの死因説が浮上。

・公式診断…急性粟粒(ぞくりゅう)疹熱:これは正式な病名ではなく症状を説明したもの。当時、ウイル
      ス感冒が流行っていた。インフルエンザの症状には水泡状の症状が出ることがある。

・その他の主な死因説…梅毒治療のための水銀中毒、連鎖状球菌咽頭炎、寄生虫病、恨みによる毒殺説
           (妻コンスタンチェによる毒殺、不倫相手の夫ホーフデーメルによる毒殺)、
           腎臓疾患、リューマチ性炎症熱、尿毒症、甲状腺腫、フリーメーソンによる暗殺
           医療ミス他多数。
[ 2018/07/03 11:11 ] その他 | TB(-) | CM(-)