田谷山瑜伽(ゆが)洞(1)

通称、‘田谷の洞窟’。‘瑜臥’とは印度の‘ヨガ’から来ているとのこと。何回も行ってますが今回は
地域史研究会としてのやや構えた訪問。メンバーですぐ近くにお住まいの詳しい方の解説案内付きです。
見学後、全員、お宅にお邪魔して、検討会を行いました。全長600m弱。造られた時代は明確ではありませ

んが鎌倉時代説(定泉寺寺伝、由来記などによる)と江戸時代説(横浜郷土小史)あり。研究会としてはいろ
いろな考証から江戸時代説を採っています。中は年中気温17度を保っており弘法大師本尊、四国・西国・
秩父・坂東各札所などをはじめ、様々な彫刻が壁、天井いたるところに施されています。

JR大船西口(大船観音側)バスセンター4番乗場から戸塚バスセンター行きに乗り10分、洞窟前下車すぐ
。洞の前には駐車場(有料)あり。入場料¥400。

231036田谷洞窟
231036田谷洞窟
(洞の入口)
(田谷地区は水源が乏しく干ばつに見舞われることも多かったため水源確保の目的で地下水からの水路
 を確保しようとしました。掘りやすい土質であったため水路以外に壁面に彫刻が施された/昭和16年
 発行の「横浜郷土小史」による)
231036田谷洞窟
(入口から少し進んだあたり。行者道の始まり)
231036田谷洞窟
(天井近くの彫刻)
伝承、「皇国地史」、「新編相模風土記」などの資料によると~
・天文元年(1532)定泉寺、真言密教の修行場となる。
・天保13年(1842)郷民、佐藤七右衛門、水不足と洪水対策のため自費を投じ洞窟(横井戸)堀りに着手。
・文久2年(1862)洞窟完成。この20年の間に工匠5名にて仏像などの彫刻を施す。
231036田谷洞窟
(ところどころに座禅道場のような円形の部屋があり、天井にはこのような彫刻が施されている)
231036田谷洞窟

次回:10/17 ネット購入の落とし穴…失敗談。(陶芸作品は窯の関係でもう少し先)
[ 2012/10/14 08:00 ] 歴史建造物 | TB(-) | CM(-)